エリオット波動理論


エリオット波動論とは?

※チャートはメタトレーダー使用。無料メタトレーダーは【XM】

 

エリオットは、相場のトレンドの上下の動きには、

 

一定のリズムがあることを提唱しました。

 

これをエリオット波動理論といいます。

 

 

 

彼は一見なんでもなく見える相場の動きにも


宇宙や自然の法則のような、

普遍的な法則と同じ動きがあることを発見したのです。

 

 

また、このエリオット波動理論の根底には、
フィボナッチ数が大きく関係しています。

 

 

エリオット波動理論には
大きく分けて3つの特徴があります。

 

  1. 波動パターン
  2. 比率
  3. 時間

 

この3つです。

 

 

エリオットによれば、この中でも特に、

 

【波動パターンが重要】と言われています。

 

波動パターン分析は、
主に長期の予測に使用されますが、

 

日足や時間足などの、短期的な予測にも役立ちます。

 

 

それは波動自体は、
どのような規模のはどうでも、基本的には同じ動きが現れるからです。



相場のサイクルは上昇5波と下降3波の合計8波



大きく分けると、FX相場は、

基本的に、トレンドとレンジで構成されてされています。


その波を、

さらに大きく見ると、上昇トレンドの中のレンジ、
下降トレンドの中のレンジ、とも見ることができます。


FX相場は、大きく見ると、
二つの大きな上昇トレンドと、下降トレンドから構成されているわけです。


エリオットによれば

上昇のトレンドは5波下降トレンドは3波で形成されている」と言っています。


上がっては下がり、また上がっては少し下がり…と
繰り返しながら上昇する波は、


大きく分けて5波で


下降するときの波は3波です。




実際に画像を見てみましょう。


「キッチリとした波」とまではいきませんが、

上昇した時は、


上昇下降上昇下降上昇。という5波です。



下降した時は、

下降上昇下降。の3波です。



上昇トレンドと下降トレンドの値幅はほぼ同じなのに、


上昇する時と、下降する時の波が違ってくるのです。




波が多い分、上昇する時間は、下降する時間よりも多くかかり


下降する時は、上昇に使った時間よりも早く下降する傾向がある

 

とも考えられます。

 

 

上昇トレンドが5波になったら、
そろそろ上昇が終わるかもしれない。

 

下降トレンドが3波になったら、
そろそろ下降が終わるかもしれない。

 

とも考えることができます。

 

 

このように、法則性を加味し、
トレードに活かして、常勝トレーダーを目指しましょう!!



エリオット波動理論【波の特徴】




エリオット波動理論には、
1つ1つの波に、特徴が紹介されています。


最後に紹介しておきます。



【上昇①波】


下降から上昇へ変わる最初の動きで、
まずは底固めとして上昇③波や、上昇⑤波よりも小さくて短い

この段階では、トレンドが始まるか、まだ定かではないため、
エントリーには十分注意。

もしもこの上昇①波が長くなる時は、上昇トレンドが始まらない場合もある。



【上昇②波】


上昇①波の修正をする波で、上昇を押し戻す。

下落幅は、フィボナッチの「0.382」または「0.618」が目安。



【上昇③波】


上昇②波で底が確認できれば、市場心理として買いの安心感が広がり、
本格的な上昇を始め、長くて強い波になる

上昇幅は、上昇①波の「1.618」または「2.618」が目安。



【上昇④波】


上昇②波と同じ役割だが、上昇②波とは、逆の動きをする傾向にある。

②波が、騙しのような押し戻し方をしたら、
④波は素直に押し戻すが、②波が素直に押し戻すような波だった場合、
④波は騙しのような動きを見せる傾向にある。

この辺で、手仕舞いや、押し目買いなどの注文が多くなり、
複雑な動きになりやすいのも特徴。



【上昇⑤波】


高値不安が増してくるため、徐々に上昇スピードが落ちる。
上昇③波の上昇幅が小さかった場合は、ここで大きく伸びることもある。





【下降①波】


下降波になることで、利食いなどの注文が多くなるが、
下落途中に、押し目買いなども見られる。

下降①波は、上昇④波の底がサポーtになりやすい。



【下降②波】


上昇⑤波を越えるような上昇をした場合は、

上昇トレンドが終わってない、
または、新たな上昇トレンドが始まった可能性が出てくる。



【下降③波】


下降②波が高値を更新しなかった場合は、
高値恐怖感が広がり、大きな下降になる。

また、下降①波の底を抜けると、更に急下降する傾向にある。



このように、市場心理などにより、

各波に特徴が出てくる。


この特徴を踏まえると、
さらに取引がしやすくなりますね。




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