移動平均線、

ボリンジャーバンドを使う


⑤ゴールデンクロス、デッドクロス、

移動平均線を2本以上使う

※チャートはメタトレーダー使用。無料メタトレーダーは【XM】

 

 

ゴールデンクロスとデッドクロスとはなにか?

 

まずは画像を見てください。

 

 

ゴールデンクロス、デッドクロス画像
ゴールデンクロス、デッドクロス画像

 

 

点線3本は、SMAです。(水色が20、オレンジが75、緑が200)

黄色は14EMA、赤は20EMAです。

  (人それぞれ、数値の設定値は違います。14、21、89などを使う人もいます)

  (私は、大きい数値はSMAで、小さな数値は、EMAでトレードします)

 

 

 

まずは画像の縦線より左に注目してください。

 

 

 

5本の線が全部、同じ右上方向に向かって伸びています。

これはトレンドがあるときの典型的な線の並びです。

 

下から上に200、75、20とある場合は上昇トレンドです。

上から下に200、75、20とある場合は下降トレンドです。

 

 

なので200より20が上にある場合は上がる傾向にある、

または200より20が下にある場合は下がる傾向にある、とも言えます。

(離れすぎていたら戻る傾向もあるので注意)

 

 

 

ゴールデンクロスとは、

移動平均線 (数値が同じ、または数値が大きい線) を、

移動平均線 (数値が同じ、または数値の小さい線) 下から上に抜いた場合。

 

 

 

デッドクロスとは、

移動平均線 (数値が同じ、またはすうちが大きい線) を、

移動平均線 (数値が同じ、または数値の小さい線) 上から下に抜いた場合。

のことを言います。

数値が同じということは、EMAがSMAを抜いた場合です。

 

 

①は完璧なデッドクロスですね。

そのあとは大きく下がっています。

 

 

そして②あたりで、20SMAに、14と20EMAが交差しています。

これは、もう下がる力が弱まった

ゴールデンクロスでトレンドが変わるんじゃないか?と予想できます。

 

その辺から下がっていたのがレンジに変わっています。

 

 

③の少し左下では、75SMAに対して、ゴールデンクロスになってます。

ここで買うのもアリなんですが、よく考えると、

200SMAが横を向いているので、

トレンドがあまり定まっていないとも見て取れます。

 

 

 

①に比べて、角度も急ではないし、200SMAからさほど離れていません。

こういう場合にトレードするんであれば、特に慎重になったほうがいいでしょう。

大きなトレンド程、ゴールデンクロス、デッドクロスは有効なので、

クロスだけで、安易にエントリーしないほうが身のためだと思います。

 

 

③の真下もデッドクロスになっていますが、ローソク足が200を抜けたり、

200と75の間に14と20があり、

トレンドがある状態とは言えないので、あまりオススメできません。

 

 

④は200SMAからある程度離れ、(離れたら、戻るかもしれないと予想できる)

移動平均線もキレイに下降トレンド順に並んだあとの、ゴールデンクロスですね。

 

 

⑤は200SMAにローソク足が三連続ぶつかって、越えきれていませんね。

私はこうなってたらたぶん、エントリーしますが、そのあとにデッドクロスになっています。

 

 

状況的には③とあまり変わりませんが、

ローソク足で200SMAに三回ぶつかった、プラス、デッドクロスなので

ここはエントリーしていいと思います。

 

 

 

何個かのサインがあれば、信用度も増します

 

サインが複数ある時は、積極的に狙って行ってもいいと思います。

 


便利なツール、ボリンジャーバンドとは?


 

チャートには、便利なツールがたくさんあります。

その中からまずは、ボリンジャーバンドを紹介したいと思います。

 

 

ボリンジャーバンドは、特定の移動平均線に対して、

その計算期間のデータの標準偏差(σ=シグマ)を算出し、

移動平均線に対するσの整数倍を加算、減算した判線を

移動平均線の上下に施したもの。

 

 

市場価格というものは、移動平均線を、多分に意識して動き、

かなりの確率で判線が描き出すバンドの範囲内に価格変動が収まる

 

という考えを元にしています。

プラスマイナス2σの範囲内に収まる確率は95,4%

市場価格がバンドを逸脱することは、ほとんど無い。といえます。

 

 

ということは、バンドの下に達したら、上がるかも、

バンドの上に達したら、下がるかも、と予想できますね。

 

 

逆に言えば、バンドを突き抜けた場合、強いトレンド転換かも。と予想もできます

見方次第で、色んな事を予測できます

 

 

では実際に過去のチャートを見てみましょう。

 

※無料メタトレーダーは【XM】

ボリンジャーバンド画像
ボリンジャーバンド画像

 

真ん中の線は、20SMAで、バンドは2σです。

 

 

①は、下のバンドに当たって大きく反転しています。

 

 

②は、思いっきり抜けているので、強い上昇トレンドになったとも予想できますし、

そのあとのローソクが、珍しく、バンドの外に逸脱しているから、

上がり過ぎで、反転するかもと予想もできます。

 

 

実際に、皆の迷いどころなのか、そのあとは、フラフラしています。

③ではバンドに注目してください。

 

 

バンドが縮まっていて水平に向いてる場合は、

動きがあまりないということなので、レンジと予想できます。

 

 

レンジから抜ける時は、必ずトレンドになるので、大きく動く傾向があります。

 

 

バンドが収束していった時は、大きく動く予兆ですので、トレードチャンスを待ちましょう

 

 

④で大きく動きました。

 

④ではバンドが収束していたから大きく動いたとも予想できるし、

②から④までは、はらみ足ともとれます。はらみ足の上を抜けたから

その流れに乗った。というのも正解と言えますね。

 

 

⑤ではバンドギリギリを上がっていってます。

バンドに沿って動いていく事を、バンドウォークといいます。

 

 

バンドウォークの時は、強いトレンドであると考えられます

バンドに当たったから下がるかも、という予想か、

バンドウォークで強いトレンドだから順張り、という予想ができますが、

ここは順張りが正解だったようです。

 

 

⑥は真ん中の20SMAで反転しています。

これは移動平均線の傾向ですね。

 

 

⑦でついに下がり始めます。

ここでは正直、下がり始めをベタで当てるのは難しいですが、

毛抜き天井で下がるかも、と予想できます。

 

 

そして勢いよく20SMAを超えました。

20SMAを突き抜けてからエントリーできますね。

 

 

⑧は勢いよく下がったあとの2つのローソク足のヒゲがほとんど出ています。

そしてこのローソク足は、ほぼ十字架とトンボですね。

二つのサインが出ているので、反転するかもと予想できますね。

 

 

このように、ボリンジャーバンドは、様々なサインを出しています。

 

 

他の手法と合わせて、勝率の高いトレードを選択しましょう。

 



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